日本地質汚染審査機構のロゴマーク 日本地質汚染審査機構
−お知らせ−

理事長就任のお知らせ

当NPO法人の理事長に2021年5月28日付けで嶋 洋が就任いたしました。


理事長就任のあいさつ


NPO法人日本地質汚染審査機構
理事長 嶋 洋 


 この度、令和3年5月に開催されました理事会におきまして、NPO法人日本地質汚染審査機構第3代理事長に選任されました嶋 洋でございます。 本NPO法人の活動には、創立当初より参画させていただき、故楡井 久初代理事長とともに歩んで参りました。 そして、各シンポジウムや地質汚染調査浄化技術研修会、地質汚染診断士等資格認定事業、地質汚染審査事業、財務監査などのお手伝いをさせて頂きました。 今般、理事長という重大なお役目を拝命いたしましたので、ご挨拶申し上げます。

 さて、本NPO法人は、今年で設立21年目を迎えました。 以来一貫して地質科学を共に学び、単元調査法による地質汚染機構解明調査の推進と技術の普及促進を通じて、美しい日本列島の構築と環境資源利用を目指して活動して参りました。 また、この間、液状化-流動化災害が東日本大震災や熊本地震などで発生し、地質単元に基づく調査、対策にも取り組む一方、 水制度改革議員連盟のご要請を受け、水循環基本法の理念に則り地下水法制度の在り方等の議論にも参画して参りました。

 近年、地球温暖化問題の拡大や廃棄物による環境負荷の増大、開発に伴う地質環境の改変など、人間と自然との相互作用は地球規模に拡大し、地球は新しい時代に入ったとの認識より、「人新世(Anthropocene)」という地質時代が提唱されるに至っています。 そして、未来の人類への責任に基づき、「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が設定され、持続可能でよりよい世界を目指す取り組みが行われています。 もとより、本NPO法人は、自然の法則に基づく持続可能な地質環境の構築に努めてきたところです。 特に地質環境における物質循環の要は「水」です。健全な水循環の構築は、持続可能な社会に不可欠な取組みとなります。 そして、単元調査法は健全な水循環の構築に不可欠な技術なのです。

本NPO法人としましては、こうした時代の要請を受け、さらなる広がりをもって活動を推進し、新しい時代を築いて参りたいと思います。 微力ではありますが尽力して参る所存でございますので、引き続きご指導ご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


 2021年6月吉日

Copyright(C)
日本地質汚染審査機構
All rights reserved.