千葉県富津市大塚山最終処分場水位水質モニタリング
2007年6月大平興産(株)より千葉県富津市大塚山処分場について中立性・科学性の立場から、情報公開を前提に調査・対策・審査を依頼されました。大塚山処分場は岩盤上に建設されていますが、敷地内の観測井の塩分濃度上昇が観測され、塩分を含む浸出水が漏洩している可能性が考えられました。
本ウェブサイトに掲載されているように揚水井・揚水−観測井列の設置を行い、水位水質に関するモニタリング・システムを構築しました。
対策と環境監視の成果
千葉県富津市大塚山処分場外へ漏えいしていた塩素イオン地下水を、揚水井列エアリフト
揚水技術によって防止し、観測したものを動画にしました。
地下水の塩素イオン濃度は、第三者であるNPO法人日本地質汚染機構によって現在も毎週監視されております。
現在掲載されているデータは、2007年4月から2021年4月12日までのものです。
今後、逐次データを更新する予定です。
リアルタイム情報
さらに、最終処分場敷地内の4箇所(OW-No.02、
OW-No.07、OW-No.08、OW-No.12)に観測井戸にセンサーを設置し、地下水温、地下水電導度、
地下水位の3項目についてリアルタイムでもモニタリングしています。
2008年より期間別の水位コンター図と塩素イオンの濃度分布を掲載します。右側のリンクボタンより時系列的に最終処分場内の水位コンターと塩素イオン濃度をご覧いただけます。
使用方法:上の地図中の各観測井番号へカーソルを移動させ、クリックしてください。
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